お子さんがなかなか勉強してくれないと保護者の方は相当な負担を強いられます。
子どものためを思って注意をすれば反抗され、
学校の先生からは提出物などの注意を受ける…。とても辛くなってしまいますね。
できることなら、叱らなくてもお子さんが勉強できるようにしたい…
難しいことですが少しでも工夫できる方法はありそうです。
何をしてもお子さんが勉強を始めないとお困りの場合、
「Iメッセージ」とよばれる伝え方を意識すると効果的です。
「I」は英語の「私」からきていて、
「Iメッセージ」とは常に主語を自分にした話し方を心がけるというものです。
例えば、「『あなた』はまた勉強せずにゲームばっかり! 早く勉強しなさい!」を
「『私』は、今はゲームじゃなくて勉強する方がいいと思うな、その方が『私』は嬉しいな」
に変えてみます。
お子さんもおうちの方の悲しい顔を見るよりも、うれしい顔を見たいと思っているはずです。
勉強は、誰もが好きになる可能性を秘めたものです。
上手にお子さんとコミュニケーションをとれば、勉強に取り掛かりやすくなるかもしれません。