学年が新しくなって気分も新たなこの頃。
この4月から受験生になった皆さんには、春からぼちぼち模試があるかと思います。
4月,5月に受ける模試はこれから受験生として過ごす上で、一つの重要な基準になります。
これまでのうちにどれだけ力を付けてきたかを明らかにすることに加え、
これからの自分の伸びしろや志望校を考えるためにも重要なものです。
つまり、なんとなく受験してなんとなく結果を見る、というような取り組み方では絶対にいけません。
模試を受験する上での心構えとしてまず持ってほしいのは、
“得点を最大化できるよう、できるだけ勉強して受ける”
ということです。
こう聞くと当たり前のようですが、
まれに、「自分の力を試すための模試だから、なにも準備せずにありのままで受ける」
という人がいます。
たしかに“力試し”という名目ならそれも分からなくはありません。
しかし、考えてみるとどうせ実際の入試を受けるときには最大限事前に準備をして受けるはずです。
本当の力を試すということなら、その事前の準備を含めて自分の実力だと考えるべきです。
また、試験結果が返ってきたときに
「本当はもっと点数取れたはずなんだけど」と言い訳が残ってしまうのも良くないです。
全力で準備して思うような結果が出なかったとしても、
それが現段階の自分の実力だったと受け止めることが、受験生生活の第一歩となります。
模試の結果が返ってきたとして、
その結果はこれから受験本番までの十か月ほどの間で、いかようにもUPすることもDOWNすることもあり得ます。
すべては皆さん次第。まずは一つ目のステップとして、直近の模試にむけて出来る限りの準備をしてみてくださいね。