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家庭教師のマナベスト 福島県 スタッフブログ

【ロジカルシンキング】
原因と結果

2024/04/13



ロジカルシンキングとは、

「ものごとを論理的に考え、誰もが納得できる正しい結論に至る」ための考え方のことで、

学校の勉強のみならず普段の生活や社会に出てからも必要な力です。

今回はその「基本のキ」、原因と結果についてお話しします。





原因と結果、日常的に使う2つの言葉ですが、この関係を正しく把握することは大事です。


たとえば以下のような2つの文章があったとします。


①日が照ってきたから上着を一枚脱いだ

②雨が降ってきた。天気予報通りだ


2つのうち一方は原因と結果を表していますが、もう一方はそうではありません。

原因と結果を表しているのはどちらだと思いますか?









正解は①です。

「日が照る」→「気温・体温が上がる」→「涼しくなるために上着を脱ぐ」というのは

原因と結果(理由と行動)が自然ですね。



一方、②はというとこれは原因と結果とは違います。

「原因」とはその結果が起きたことの直接的な要因のことです。


たとえば、「テストの点数が低かった」ならその原因は「勉強不足」などだったかもしれませんし、

「作った料理が失敗した」ならその原因は「レシピに従わなかった」などかもしれません。


②では、雨と天気予報を結び付けてはいますが、雨が降ったのは天気予報でそう発表されたからではありません。

雨が降った原因は例えば「低気圧が雲を生んだから」といったものでしょう。






ロジカルシンキング・原因と結果について考えることは、

教科の内容について理解する上でとても大事なことであるのみならず、

勉強計画や、目標に向かって正しい努力をするためにも大事なことです。



思い浮かべてほしいのですが、皆さんの勉強の悩みはなんですか?

ある教科の点数が低いという「結果」が出ているなら、その「原因」はなんでしょうか。


「結果」を詳しく観察し、「原因」を紐解く。そうすることでなすべき対策が見えてくるはずです。