今年の夏は、毎日毎日雨ばかりでしたね。ひたすら雨、という印象でした。
雨と言えば、雨が降る直接の原因は、上空に水蒸気をたっぷり含んだ雲があるからです。
・・・ということで、今回は、理科の天気の単元の雲の性質を復習したいと思います。
苦手だなー、という人はぜひ、このブログを最後まで読んで、
雲のところをマスターしてくださいね。
雲には、いくつかの種類がありましたね。
その中でも、テストによく出題され、雨をもたらす雲は、積乱雲と乱層雲です。
積乱雲は、寒冷前線の北側にできます。
冷たく、密度の大きな、重い、湿った空気のかたまり=寒気が
暖かく、密度の小さな、軽い、湿った空気のかたまり=暖気を押し上げるため、
暖気は急激に上昇し、積乱雲となり、
狭い場所に、激しい雨を降らせます。
積乱雲が、縦に長く発達するため、
狭い場所に積乱雲自体がたくさんの水蒸気を含んでいて
急激に大きく発達するため、激しい雨になるというわけです。