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家庭教師のマナベスト 群馬県 スタッフブログ

【中学・地理】
時差の計算

2021/09/03

社会の地理分野の時差、複雑でよくわからない単元ですね。

今回は、時差の基本的な部分について、説明しようと思います。


例えば、私たちの日本がちょうど昼12時だとすると、

アメリカ合衆国のニューヨークは、私たちよりも時計が14時間戻っています。

つまり、ニューヨークの人たちは、私たちにとって前日の夜8時です。


イギリスのロンドンは、世界標準時です。

つまり、世界の時計の基準です。


地球儀の縦の線、つまり、経度が0度です。

正確には、ロンドンにグリニッジ天文台があり、

ここを通る経線が「本初子午線」と言って、経度0度と決められています。


私たちの日本の標準時は、兵庫県明石市を経線が通る

東経135度と決められています。

ちなみに、東京の経度は、東経140度です。


しっかり覚えておきましょう。


地球は、反時計回りに24時間かけて1回転、つまり自転しています。

1回転は360度ですから、

360度÷24時間=15度

という理由で、地球は1時間に15度、反時計回りに自転しているのです。


ロンドンは経度0度、日本は東経135度ですから、

135-0=135度

135度÷15度=9時間

となり、ロンドンと日本は

日本のほうが日付変更線に近いので、私たちの日本とイギリスのロンドンでは、

私たちのほうが9時間ロンドンよりも進んでいるとなります。

しかし、サマータイムという制度があり、10月までは時差が8時間なのですが、

これは高校の地理で勉強します。



東経と西経同士では足し算をして、角度を出し、

15で割り算をすると、相手の国が日本よりもどれだけ時間が遅れているかがわかります。


この部分は、地球儀を見ながら説明して勉強したい大切な分野です。


「時差がよくわかりません」

という生徒さんは、テストに出題されるので、早めに対策を打ちましょう。

時差が理解できると、すっきりして、気分がよくなりますね。