高校1年生のみなさんは、数学Ⅰは三角比の単元が終わって、
データの分析に入ったところでしょうか。
三角比は、数学Ⅰでは角度が0度~180度という狭い条件で学んでいます。
この先、数学Ⅱという授業では三角関数という名前になり、
角度は一般角といって、0度~180度ばかりでなく
マイナスの角度や360度よりも大きな角度を習います。
数学Ⅰの三角比は、数学Ⅱの三角関数の基礎となる大切な勉強です。
三角比を苦手にすると、三角関数がさっぱりわからなくなります。
将来理系に進む人はもちろん、大学入学共通テストには必須です。
文系に進むからとおろかにせず、確実に身につけておきましょう。
必ず、中心原点、半径が1の単位円を書いて
その図の中に動径を引き、角度を正確に設定して、
サイン、コサイン、タンジェントの3パターンをマスターしてくださいね。
その際、主な角度(0、30、45、60、90・・・)の
サイン、コサイン、タンジェントは覚えてしまいましょう。