理科と社会の勉強のやり方について。
理科と社会は、ただ覚えるだけの勉強だ
と思っている人が意外と多いです。
数学や英語に比べれば、覚えなければどうにもならない部分は確かに多いです。
しかし、ただ覚えるだけの勉強ではありません。
その証拠に、ただ覚えるだけの勉強なのに
なぜ、点数が取れない人が多いのでしょう?
それはつまり、数学のように
深く考えないとできない問題が多いからなのです。
理科と社会も、数学と同じ、考えて答えを出す勉強なのです。
1.後三条天皇
2.藤原冬嗣
3.白河上皇
4.藤原道長
5.嵯峨天皇
6.藤原頼通
この6名を、歴史の古い順番に並べる問題がよく出題されます。
人物の名前をただ覚えるだけでは対応できませんね。
嵯峨天皇から信任を得た藤原冬嗣は、藤原北家を作り、
その子孫が摂関政治の藤原道長で、道長の子の藤原頼通に娘ができなかったために、
後三条天皇の外戚になれなくなり、藤原氏は衰え、治天の君は上皇に移り、
白河上皇から院政がスタートした。
つまり、正解は、
5→2→4→6→1→3
です。ただ覚えるだけの「暗記」ではなく、
理解しながら覚えていきましょう。