家庭教師のお申し込みをされる生徒さんには、
「国語が苦手」という生徒さんが非常に多いです。
読解力が不足していることから、数学や英語の遅れにもつながっていきます。
5教科の中で唯一、問題用紙の中に答えが書いてあるのが国語。
なので、漢字を除けばテスト勉強をあまりせずに点数を取ることが出来、
「国語って簡単じゃない?」と思うお子さんもいますよね。
こういったお子さんとの決定的な違いは何でしょうか?
ひとつは、イメージする力。
文章を、ただ読んでいませんか?情景や登場人物の心情を思い浮かべていますか?
もうひとつは、語彙力。
言葉の意味が分からないと、もちろん文章の意味がわかるはずもありません。
意味だけでなく、漢字も知らないと進めませんね。
これらは、理科・社会のように短期の勉強で点数が取れるわけでもなく
英語・数学のように単元を戻ってやり直しすればいいわけでもなく
読み方・捉え方を修正するのに本当に時間がかかります。
もし、英語・数学も苦手にしているようでしたら、
学年によっては英数を解きながらイメージ力を付けさせる方がいいかもしれません。