今年度は、選挙についてはテスト必出です。しっかり押さえておきましょうね。
新しい岸田内閣総理大臣の権限(専権事項)により、
10月14日に衆議院が解散されました。
一言で、解散された、と言っても、これはものすごい権限です。
何百人もの人たちを、一瞬にして無職にしてしまうからです。
衆議院が解散されると、総選挙になり、新しい衆議院議員が決まります。
それまでの期間は、引き続き、岸田内閣がこの国の政治を行っています。
衆議院も、内閣総理大臣を選ぶ、という
こちらもまたものすごく大きな権限を持っています。
内閣総理大臣の指名ですね。
この日本のリーダーを決める、すごい権限を持っているのです。
このように、日本は厳格な三権分立になっており、
国会、内閣、裁判所の三権が、互いに、権限を行使して、抑制し合いながら
バランスを保っている仕組みなのです。
身近な例を挙げます。
みなさんは、親御さんから叱られたことがありますね。
親御さんが、強い権限を行使しました。
すると、みなさんは部屋に閉じこもったとします。
親御さんにとっては、心配になり、部屋から早く出てきてほしいと弱腰になり、
みなさんを叱らなくなりますね。これが、抑制と均衡です。