バナー
バナー
バナー

ホーム > 対応エリア > 福井県 > スタッフブログ > 【歴史】事件に付く歴史用語違いって何!?

家庭教師のマナベスト 福井県 スタッフブログ

【歴史】事件に付く歴史用語
違いって何!?

2021/11/14

戦い、乱、役、変

社会の歴史に出てくる事件の名前に付きますね。どう違うのでしょう?

気になったことはありますか?

学校の先生はそこまで言いませんが、違いがあります。


<戦い>

具体例

1600年
関ヶ原の戦い
負け:石田三成軍VS勝ち:徳川家康軍

*どちらが勝っても不思議ではなかった。


<乱>

具体例
 
1467年
応仁の乱
細川勝元(三管領)軍VS山名宗全(持豊)軍(侍所所司)

*引き分けだった。その後は、今まで通り、室町幕府が続いた。


<役>

1274年文永の役、1282年弘安の役(=元寇、蒙古襲来)

1592年文禄の役、1598年慶長の役(=朝鮮出兵)

*どちらも外国軍と戦った。



<変>

1582年
本能寺の変
負け:織田信長(部下約100)名VS勝ち:明智光秀軍(約2万 )

*それまで政権の座にいた信長から、新しく光秀政権に変わった。



わかりましたか?つまり、

どちらが勝っても不思議ではなく、それまでの政権は関係ない=戦い  

今まで通りの政権が続くだけの争い=乱

外国軍との戦い=役

今までの政権が倒され、新しい政権に「変」化する=変

です。

勉強は、1つ1つしっかりと考えると、面白い発見がありますよ。