国の「GIGAスクール構想」により、2020年度中に全国のほとんどの小中学生に1人1台のコンピューター端末が配布されました。
文科省は、この端末を持ち帰る前提として準備をしていくよう学校側に求めているとか。
インターネットをうまく活用できれば勉強がはかどりますが、やはりまだ問題は沢山あります。
端末を持ち帰っておこる問題として、
【環境面】
・使いたくても家にネット回線がない
・ネット回線があるが遅くてすぐ止まる
【リテラシー面】
・使い方がわからない、トラブルがあったときに対処できる人がいない
・アクセスしてはいけないサイトに入ってしまう
【モラル面】
・勉強以外の用途に使ってしまう(動画・ゲーム)
・チャット機能でのいじめ
などなど・・・
また、便利であるはずの端末の活用は、環境整備・操作や授業の作り方など
学校や教師側の負担も大きく、生徒自身も不慣れな子が多いと
実際は対面指導よりも時間がかかってしまうという現状もあります。
オンラインは、いつでも、どこでも授業が受けられるのが良い点ですが、
日本の学校でオンラインが対面より魅力的になるのは、
まだまだ先かもしれません。