小学生のみなさんが大好きなカードゲーム。
ピカピカ光っていて、格好良いカードがありますね。
大人になった今でも、その特別感に見ると気分が高揚します。
中には、金色の印刷になっている「ウルレア」と呼ばれるカードもあります。
あの金色は、本物の金(元素記号Au)を使っているのでしょうか?
他にも、金粉が入ったお茶とか、金粉入りのお酒もありますね。
カードのような紙に印刷されている金色は、
残念ながら紅色と黄色を混ぜた細かいインクの粒子を
吹き付けているだけです。本物の金ではありません。
お茶やお酒に入っている金色は、数ミクロンの細かい本物の金です。
しかし、魚のウロコのように極限まで薄くしているので
金としての価値はほとんどないです。
金をはじめとして、金属は、
展性(てんせい)
曲げたり、形を変えることができる
と、
延性(えんせい)
薄く伸ばすことができる
という性質があります。
そこで、金も薄く伸ばして液体の中へ、ということです。
もちろん体内では吸収されず、悪い反応もせずに、
便となって体外へ排出されるのです。