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家庭教師のマナベスト 新潟県 スタッフブログ

ビックリ!
昔の台風観測方法

2022/01/07

台風とハリケーンの違いは何でしょう?

東経180度より西の北西太平洋、および南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、

最大風速が17m/s秒以上になったものが【台風】


北大西洋、カリブ海、メキシコ湾、および西経180度より東の北東太平洋にある熱帯低気圧で、

最大風速が約33m/s以上になったものを【ハリケーン】

となっています。

発生場所と、最大風速によって異なるわけです。


2021年は6月~11月までに21個のハリケーンが発生、

うち8個がアメリカを直撃したそうです。



1987年までは、台風が発生すると

アメリカ軍のC-130輸送機の改良型がグアム基地から飛び立って、直接、台風の目の中に突入して、

気温や気圧、湿度を観測していたのです。


昔は、飛行機で台風を観測していたとは、びっくりですね。



みなさんが知っている「気象衛星ひまわり」は、1988年から運用されています。

船舶からのデータも取り入れながら、人工衛星による、より精度が高い計測をしています。

 
ちなみに、アメリカ軍が台風の観測を中止したのは、人工衛星ひまわりができたからではなく

財政が赤字で、予算が足りなくなったからだそうです。

たまたまちょうど、高性能な気象衛星が発明されてよかったですね。



アメリカ軍は、このような気象を観測するという平和利用もしているのです。