最近、日本の民間人初の宇宙旅行が話題になりました。
私たちは、宇宙へ大きく一歩を踏み出し、
やがては太陽系全体へと足を伸ばせる時代がやってくるでしょう。
しかし、銀河系へはまだまだ当分無理、いや、不可能です。
このまま宇宙の研究開発が進んだとしても、せいぜい太陽系(太陽~海王星)にたどり着くのがやっとなのです。
それは、なぜでしょう?
我々の銀河から別の銀河に行くには光の速さでも2百万年以上掛かります。
現在、光よりも速い物質は存在しないと考えられています。
仮に、光の宇宙船に乗って銀河系に行く、でもその前に、
途中で私たちは寿命を迎えてしまいます。
では、無人探査機が銀河系から地球に戻ってきた時には、
いったい何人の科学者が交代しているでしょう。
光よりも速い物質が見つかる、あるいは発明しない限り、
人類は地球周辺にとどまるのです。
もっと研究が進んでいくとよいですね。