高校の地学を学んでいる人に、
学校で習う「極移動と磁場逆転」について、
テストによく出題されるポイントを説明したいと思います。
地学で学ぶポイントは、
極移動は数十億年単位、磁場逆転は数十万年単位
と覚えておきましょう。
なぜ、これらのことがわかるのでしょう?
テストに出題されたら、こう解答しましょう。
何十億年前から現在までの地層の溶岩の状態から
です。
地層の溶岩は、地球の磁力により、長い年月をかけて磁化されますね。
ということは、そのN極とS極の方向を調べれば、何億年でどう移動したかがわかるのですね。
数億年の間に、北極はアメリカ合衆国のコロラド州から赤道を通り、
日本を経て、現在の北極へと移動しました。
一方、磁場逆転は、過去360万年間に9回逆転しています。
その逆転の時の影響はというと
70万年前の磁場逆転の時の地層から、
放散虫の死骸が大量に見つかっただけなので、ほとんど影響はないのです。