眠りに落ちると、呼吸と心拍数が遅くなります。
全身の筋肉も緩み、だらっとなります。
このタイミングで強制的に起こされたとしても、自分が眠っていたことに気がつかないです。
おもしろい生理現象ですね。
眠りは、実際に人体実験ができますから、このあたりの状況はよくわかっているのです。
眠っている間、眼球は勝手に動いています。
左右にすばやく動く様子がわかっています。
なぜ、眼球が動くのでしょう?
眼球の動きを調整する中枢は?中学理科で学びましたね。
そう、中脳です。
眠っていても、脳は少しだけ活動しています。
その中の中脳が、眼球に命令しているからです。
ちなみに、夢を見るのは、この状況の時
眼球が左右にすばやく動いている時なのです。
浅い眠りを、レム睡眠
=Rapid Eye Movement
深い眠りを、ノンレム睡眠
=Non Rapid Eye Movement
と言います。
レム睡眠では、記憶の整理や定着が行われ、
ノンレム睡眠では、大脳は休息しているため、脳や肉体の疲労回復のために重要だとされています。
やはり、睡眠を削って勉強は良くないのです。