学校のオンライン授業は、不登校のお子さんにどんな影響をもたらしたのでしょう。
青森市のニュースです。
20年以上、不登校の対策に取り組んでいましたが、成果は数字に表れていませんでした。
しかし、コロナ感染拡大の全国一斉臨時休校
4/20~5/20までの約1か月、62校全校でオンライン授業を実施したところ
「不登校」と認識していた生徒のかなりの数が遠隔授業に参加していたそうです。
その割合、74.6%!
この不登校かつ遠隔授業に参加していた生徒のうち
なんと92.5%の生徒が、学校再開後に登校していたそうです。
オンライン授業が功を奏したのか、例年にない数字になったようです。
この生徒たちの意見として
・登校しないのが自分だけではないことで、気持ちが少し楽になった
・新しい学習形態に興味を持った
・周囲の目を気にしなくていい
という声があったそうです。
不登校の子どもたちは、家で全く勉強してなくても
「勉強をしたくないわけではない」ことが多いです。
学校での疎外感があったり、行く勇気がないお子さんにとって
オンライン授業は「自分も参加している」ことで自信がついたのかもしれません。
学校のオンライン対応は、自治体によって様々。
昨年度の青森市の対応は迅速ですね!