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家庭教師のマナベスト 福島県 スタッフブログ

【全学年】この勉強・・・将来使う?

2021/06/10

こんにちは。マナベストスタッフの阿部です♪

今回は保護者様向けのお話をしようと思います。

また、タイトルの様な事を感じてしまっている生徒さんにも読んでもらえたら、

少しでも前向きに勉強に取り組んでもらえると思います。


僕の家の話ですが、小6の娘と小2の息子が居ます。

小6の娘は、反抗期に片足入れちゃっているので、

何かあれば言い合いになってしまうのですが……。(笑)

そんな娘から、ついにアノ質問。

親として答えるのが面倒な難問を出されてしまったのです。


「社会とか理科ってさ、大人になったら普段使わないよね? 

適当にやっとけば良いんじゃない?」




さて。

この様な場面に出くわした事がある保護者様も多いのではないでしょうか?



子供から出されたこの挑戦状。



親としては正確に答える必要があると、僕は本気で思っています。



今回の件だけではなく、僕は常日頃から100%で子供に向かっていっているつもりなので、今回の挑戦状も同じでした。


向き合うのではなく、僕自身も子供に向かっていきます。

これがポリシーです。(笑)

挑戦状を叩きつけられたので、こっちも売られたケンカは買ってやるぜ! 

と臨戦態勢をとりました。


その挑戦状を受けた僕は、約2時間。勉強が何故大切なのかを語りつくしました。

2時間という長さは冗談ではなく本当です。(笑)


そこで僕が娘に伝えた内容を書いていきたいと思います。


確かに、社会や理科は大人になってからの普段の生活では使わないでしょう。

本人の考えに同調しました。


他にも、算数の中でも普段の生活で使わないものもありますし、

国語の中でもあると思います。

では、何故に人は勉強をするのでしょうか?


これは僕個人の見解なのですが

【 学ぶという習慣を研ぎ澄ます為 】だと思っています。


幼少期から、また学生の時に【学ぶ】という習慣がしっかりとついた人間は、

大人になった普段の生活でも【学ぶ】事を続けるのだと思っています。

僕自身、子供の頃は結構変わった子供でした。


小学校3年生の時に、本屋で祖母におねだりをして

『持ち歩ける辞書』を買ってもらいました。


僕が子供の頃は『電子辞書』は高価でしたので、

大きさは今のスマホ程で、厚さは3センチ位だったと思います。


辞書というのは面白く、自分の知らない言葉を知る事がとても好きでした。


小学校3年生ですよ? 

僕は今も変わった性格ですが、子供の頃からだったのを今思い出しました。(笑)


僕はそういった幼少期を過ごしてきたので、

自然と【学ぶ】という習慣が付いている様で、現在も相当数の本を読んでいます。


実際、心理学や歴史。

経済や政治等は大人になってからも勉強し続けている様に思います。


・この様に【学ぶ】という習慣を自然と出来る様に、学生の時は色々な分野を学ぶのだと。

・学んできた中で、自分自身に合った進路を見つけていくのだと。

・沢山の選択肢を選べる人間になれと。


端的にまとめると、この様に娘に伝えました。2時間かけてですが。(笑)


納得はしていませんでしたが、心のモヤモヤが解けた様で、

現在習っている【国会】について娘から僕に色々と質問してきたので、

そこからは自然と勉強の会話となりました。


「この勉強って、大人になったら普段使わないよね?」

こんな内容の質問を子供からされた時

「勉強するのが子供の仕事」「テストの為」「受験の為」「勉強するのが当たり前」
この様な事は言わないであげて下さい。



テストや受験は、人生の中であくまでも通過点です。


もしも生徒さんから【大人になってから】と問いが出ている場合は、

しっかりと【大人になってから】を想像させながら話してあげると良いのかと思います。


あくまでも僕個人の見解ですので、参考程度でお願いします。(笑)

僕も日々、子育てや子供に対しての接し方を【学んで】いこうと思います。

親子とは中々上手く行かない事が多いですよね……。

そんな時は、しっかりと向き合って会話してみるのも良いのではないでしょうか。