皆さんこんにちは。
暑くなってきましたが勉強の方は順調でしょうか。
今回は“過去問を解く時期”についてお話ししたいと思います。
みなさんは過去問を解く時期についてどのように考えていますか?
入試本番は1~3月くらいに行われるため、
「まだしなくていいでしょ~」
「本番前ギリギリまでとっておきたい」
と考え、今の時期には過去問を解かない生徒さんも多いように思います。
たしかに、その気持ちはよくわかります。
夏は、まだ気持ちが受験モードになっていない生徒さんも多いですし、
受験前ギリギリの時に腕試しするためにと、過去問をとっておきたくもなります。
しかしどうでしょう。
例えば、受験ギリギリの12月に過去問を解いてみて
合格点に全然届かなかったらどうしますか?
また、その時初めて過去問を見て、自分が重視していた勉強が
全然本番の入試で出ないことがわかったらどうしますか……?
12月まで自分の学力、得意不得意を正確に把握できていないという状態は
とても危険です。
なぜなら、そこから本番までの1~3ヵ月で取り戻せる量には限界があるからです。
また、入試ギリギリに過去問をやったからといって、
分かってなかったところを入試当日までにマスターできるとは限りません。
「気が付いた時にはもう手遅れ!!」
なんてことになったら大変ですので、
過去問は早めに解きましょう!
本番前ギリギリの腕試しには、せいぜい1年分あればいいので、
それだけ残して、ほかの年の分は、計画的に、どんどん解いていきましょう。
過去問を使った実践を繰り返すたびに、
自分が何が苦手か、
合格点まで、なにがどれだけ足りないのかが分かるようになり、
対策をとることができます。
受験は長期戦です!
本番を見越して合格点をとるのに必要で十分な勉強をするため、
今のうちに自分の現在の実力を計るため、
そして、入試問題の性質を知るため、
ぜひ早めに過去問を解いてくださいね!