突然ですが、勉強は「○時間やったから、△点伸びる」というものではありません。
点数を伸ばすのは「○時間やった」という事実ではなく、
勉強を通して“分からなかったこと”を“分かる”状態に変えた、ということです。
「意味がよく分かってなった公式を、正しく使えるようになった」
「苦手だった英語構文を、簡単に見抜けるようになった」
「新しく言葉を覚えた」
などなど……
勉強前の自分から、勉強後の自分に一つでもいい変化が生まれることが
有意義な勉強だと言えます。
ところが、勉強が苦手な生徒さんには、自分にとっての“分からないこと”がなんだか
分かっていない場合が多いです。
自分が何をすべきかわかっていないまま、先生に言われたことを「なんとなく」で
こなす、というやり方の勉強は、
ぐるぐるバットで目が回ったまま歩いて目的地を目指すようなものです!
これでは有意義な勉強をすることは難しいでしょう(先生の指示が正しくても、です)。
結果、「あんなに勉強したのに思ったほど伸びない!」と、悔しい思いをすることになります。
まずは、毎日勉強を始める前に、
「自分には○○が足りないから、今からする勉強でそれが分かるようにする!」
と決めてから
取り掛かるようにしましょう!