まだ若いからと言って、健康をないがしろにしてはいけません。
心では勉強を頑張りたいと思っていても、体の健康が損なわれているなら実現はなかなか難しいものです。
とくに睡眠と食事の影響は大きいです。
多感でいろんなことに興味がある年頃とは思いますが、それで夜更かしの習慣がつくといけません。
学校は朝早く始まります。十分な睡眠時間をとれないまま登校したなら、
授業は眠くて上の空、自習にも身が入らないことでしょう。
睡眠不足は集中力、記憶力、理解力など勉強に必要なあらゆる力に悪影響です。
食事に関しても、毎日食べたものが勉強する体力や、脳を動かすエネルギーになります。
ダイエット目的の食事制限をしつつ勉強を頑張ろうとするというのは、
自動車がガス欠のまま走ろうとするようなものです。
体力が続かないため勉強時間が確保できず、集中力も欠けてきます。
若いうちほど、「気持ち次第でなんとかなる」と精神論に頼りがちなものです。
しかし、その精神=心の健康もまた、実は健康な体があってこそだということは忘れてはいけません。
高い理想・到達したい目標がある方は、まず自分の生活習慣から見直し、
はたしてそれが必要な努力に耐えられるものかどうか考えてみてくださいね。