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家庭教師のマナベスト 京都府 スタッフブログ

子どもに起こりやすい
起立性調節障害



起立性調節障害(OD)は、自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなり、

午前中に起きれなかったり、めまいがしたりする疾患です。

立ち上がった時に血圧が低下したり、心拍数が上がり過ぎたり、調節に時間がかかりすぎたりします。

この疾患は自律神経疾患なので身体的要素以外に、精神的、環境的要素も関わって起こると考えられています。

昔は「やる気が足りない」など思われたり理解され難かったと思いますが、疾患名が周知されるようになり、よく耳にするようになりました。


身体的要因のひとつとして、自律神経系が不安定になることが挙げられます。

小学校高学年~中学生に多くみられ、予備軍と言える子は小4~中3までの間で40~60%存在すると言われています。

・立ちくらみがする
・疲れやすい
・長時間立っていられない
・朝起きられない
・午前中体調が悪い(昼夜逆転)

などの症状があります。

また、朝起きられないことから、不登校になる割合も多いことが知られています。



注意しなければいけないのは、起立性調節障害はあくまでも体の病気であり、

本人が頑張ればどうにかなるということではないということです。


お子さんが上記のような症状を訴えた場合は、起立性調節障害かどうかしっかりと診断をすることが必要です。